飽和状態になりつつあるスマートフォン市場。
ただその中でも別格とされているのが今年の9月、
もしくは秋頃に発売が有力と見られているiPhone6です。
今回のモデルチェンジはこれまでとは別物になるような
機能強化が盛りだくさんでWWDC 2014でも
Macに搭載される事になる OS X Yosemiteとの連携に
ついて注目が集まっていた様です。
この連携にはiPhoneをアクセスポイントにしたテザリング機能や
iPhoneにかかってくる電話をMacあるいはiPadで受ける、
といったものがありますが、中でもかなりすごい機能強化が
「iCloud Drive」でしょう。
このiCloud Driveではこれまでとは違い、様々な種類のファイルを
クラウドを通じて保存可能になりこれに加え、
5GBのクラウドストレージを写真保存として無償で受けられるとともに
最大で1TBまで保存できる様になるようです。
そしてこのiCloud Driveの恩恵を最大限受けるための
今回の機能強化の目玉がカメラ、写真でしょう。
このスマートデバイス、特にiPhoneそのものが
いわゆるデジタルカメラ業界にとっては脅威になっていますが
これまでの様々な家電品と同様、もはやデジカメ製品も
姿を消していく事になるかもしれません。
例えばこれまで簡単に行えた写真加工フィルターがさらに
簡単に使いやすくなる様ですしその後の編集、保存機能も
もはやノートPC自体がいらなくなるのでは、といえるほどの
強化ぶりです。
iPhone6がここまで強化されるといよいよiPadとの棲み分けが
どうなるのかが気になる所ですがこれまでにない程の
新たな便利さからiPhoneだけあればでノートもパッドも
いらない、といった事になっていく可能性もありますね。