概して3社の比較をしてみますと、通話の品質では断然ドコモといわれています。接続といい、データ通信速度といい、どれをとっても安定感あり、
繋がりやすい。でも、よく把握してみますとガラケの時代はそのようであったといえますが、スマホの世界でははたしてどうなのかという疑問がふっと湧いてきます。スマホになってきますと、やたらとデータ通信をやる人が出てきています。
というのも現代においては、ネットを相当に利用する人が出てきています。つまり、データ通信においては各携帯電話会社はどうであるかということを調査する必要があります。
今のところ、データ通信面ではソフトバンクが一歩先をいっているようです。このソフトバンクでは、よく聞かれる7GB制限というのはありません。
ただ繋がりにくいという声はよく聞かれるようです。auは通話の品質、繋がりやすさ、価格等において3社の中間的位置にある携帯電話会社といえます。
通信技術の一環としてwifiとLTE/4Gなどが出回っているようですが、
【wifi】インターネット回線にwifi環境をプラスした通信形態を示しています。通信速度はLTE/4Gに比べると安定していて、インターネット回線にwifi環境を持っていれば、追加の通信料金はないのがこの方式のメリットといえます。
【LTE/4G】携帯電話の電波を利用した高速通信規格をいいます。利用できるエリアの広さはwifiに比べると広い。この方式で注意する必要があるのは、契約時の内容をよく吟味して確認することが肝要といえます。場合によっては、定額スタイルを選択することがポイントであろう。高額な通信料になる可能性があるためです。
では、それぞれの携帯電話会社の比較をしてみます。
メリット | デメリット | |
ドコモ | *電波の繋がりエリアがひろい。
*修理に要する時間は短い。 *取り扱っているメーカーが多いため機種が豊富。 *お財布ケータイが充実している。 *携帯電話でインターネットをする場合は他社より安い。 *コンテンツが豊富で充実している。 *NTTグループの強みを生かしていることからユーザーが多い。 |
*マーケティングセンスに乏しく殿様商売気質が強い。
*独自性が乏しく他社の模倣がおおく見受けられる。 *音楽を聴きながらネットサーフィンを行うというような、いわゆるマルチタスク機能が逆にレスポンスの面で芳しくない機種が多い。 *機種の価格が他社より比較的に高い。 *デザイン性に特長が乏しい。万人向けかも知れないが・・・。 *定額プランがいまいちで、魅力に欠ける。
|
au | *途切れないようにするための工夫が電波の面で)なされている。
*プロダクトラインが個性的で若者向けの構成になっている *充実したGPSやウォークナビの面を持っている。 *音楽面での機能において使い勝手がよい。 *通信速度が速く快適である。 *機種面からみて価格は安いといえる。 *顧客満足度ではナンバー1といわれている。 *請求システム面でお客様本位になっている。まとめて請求がその一例です。 |
*機種変更の際、ロックをクリアする必要があるため、2,100円の手数料がかかってしまう。
*修理を依頼すると、メーカーに預けるため、時間がかかる嫌いがある。 *可愛さのない絵文字が多く不人気である。 *コンテンツにau非対応がある。 *お財布ケータイの機能面が充実性が欠ける。 *海外でも使用可能な国債ローミングが乏しく、利用制限がかかるケースがある。
|
ソフトバンク | *安い価格の基本が揃っている。
*ソフトバンク同士間の通話、メールにおける無料プランが準備されている。 *上限を4,410円として、1,029円からのパケット定額プランに加入できるメリットがある。 *海外で利用可能とする国際ローミング面が充実している。 |
*利用できるエリアが狭く接続不良ケースが起こる。
*メールに関する通信速度が遅く、リアルタイムにやりとりができないことが多い。 *コンテンツにおいて、ソフトバンク非対応が多い。 *過剰請求トラブルが多く、色々なトラブル時の対応に難がある。 *利用明細書の送付は無料ではなく、有料となっている。 *修理を依頼すると、メーカーに預けるため、時間がかかる嫌いがある。
|
それぞれの携帯電話会社の長所・短所を述べてきましたが、要はポイントをどこに置くかによって選択する基準は変わってきます。さらに、これらの世界では競争が一段と激化する傾向にあり、直ちに情報が陳腐化する恐れがあります。
それ故、購入時期等のタイミングを見計らいながら各携帯電話会社の情報とデータを収集することに怠ることなく、選択ポイントをどこに置くか等について準備する必要があります。